日本を代表する世界的な指揮者・小澤征爾さんが亡くなったという速報が入ってきました。
小澤征爾のすごさと特徴とは一体何なのか?
経歴や世間の評価評判を知りたい人のために、詳しく解説していきたいと思います。
この記事を読んでわかること
- 小澤征爾のすごさと特徴
- 経歴
- 世間の評価評判
小澤征爾のすごさと特徴
小澤征爾さんのすごさや特徴とは、一体何なのか気になりますよね。
なぜ世界で認めらるほどになったのか、小澤征爾さんは他の指揮者とどこが違うのか?
分かりやすく解説していきます。
小澤征爾のすごさ
小澤征爾さんのすごさとは、若くして数々の世界的コンクールで優勝をしたことです。
一般的な指揮者であれば日本で活躍した後、世界に行くのですが、小澤征爾さんは日本では無名のまま渡仏し、あっという間に成功してしまいました。
さらに小澤征爾さんの快挙となったのは、2002年のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートで指揮者に抜擢されたことです。
当時、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートで日本人が抜擢されるのは初の快挙でした!
それから小澤征爾さんの名前は日本や世界でも広がっていき、小澤征爾から『世界のおざわ』と呼ばれるようになったのです。
小澤征爾の特徴
小澤征爾さんの特徴は指揮者としてのトレードマークの指揮棒を使わない事です。
以前は指揮棒を使っていたのですが、自宅にうっかり忘れてしまった事がきっかけで指揮棒を持たなくなったそうです。
あるときウィーンで忘れちゃったの、自分のアパートに。演奏会に間に合わないから、それで(指揮棒を使わずに)やってみたの。そしたらオーケストラの人は良いとも悪いとも言わないんだ。ていうことはみんな見てないんだ、って(笑)
案外、指揮棒を持っていなくても誰にも気づかれなかった事という理由に驚きました。
指揮者に関しても、『こうあるべきという型に当てはめず、相手を見て決めていく。相手に対してその場で対応していく』というやり方をされている様です。
もう一つは、持っていると、色々考えないといけなくなるからだそうです。
小澤征爾の経歴
では、小澤征爾の経歴について詳しく解説していきます。
- 1935年中国で生まれる。
- 10歳からピアノを始め、後に桐明学園で斉藤秀雄に指揮を教わる。
- 1952年に単身渡仏
- 1959年の第9回ブザンソン国際指揮者コンクールで第1位を受賞。その頃小澤征爾さんはヘルベルト・フォン・カラヤンやレナード・バーンスタインに師事。
- 1961年にニューヨーク・フィルハーモニック副指揮者に就任
- 1973年にアメリカ5大オーケストラの1つ、ボストン交響楽団の13代目音楽監督に就任。
- 2002年ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを日本人として初めて指揮した。
その後、ウィーン国立国際劇場の音楽監督に2010年まで就任する事となった。
- 2009年小澤征爾音楽塾オーケストラ・プロジェクトを開始し中国公演も行った。
- 2012年に腰の治療に専念するために1年間活動中止を発表。
- 2013年に活動再開。
- 2015年に日本人初となるケネディー・センター名誉賞を受賞。
- 2016年グラミー賞を受賞。クラシック部門で最優秀賞オペラ・レコーディングを受賞しました。
- 2018年には本格的な療養生活を開始している。
小澤征爾の世間の評価評判・口コミ情報
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