本日放送の『ZIP!』内で、日本テレビの夏の風物詩『24時間テレビ』のテーマが「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」になったと発表されました。
水卜麻美アナウンサーが長々と番組内で説明するも、信用を回復することはできなかったようです。
24時間テレビ2024放送決定の”?”な理由3選
日テレ『24時間テレビ』番組テーマ「愛は地球を救うのか?」に変更
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一般からの募金に着服して日テレ社員を救う😤
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そして漫画原作者の権利も命も救わない😤『愛は地球を救うのか?』とか曖昧な事言う前にセクシー田中さん事件の記者会見しろと思うのは私だけでしょうか? pic.twitter.com/fUn0UVbcHJ
— パナマ文書 (@Panamabunsyo) June 20, 2024
不祥事は他人事
一応、募金着服事件が発覚したあと、しばらく翌年の放送の準備をストップしたとは話していました。
しかし、長く続けてきた実績があるのに、なぜ一度不正行為があったから止めないといけないんだ?みたいな気持ちが透けて見えました。
それはメデイアの記事にも出てるなーというのがこのあたりです。
同番組では、1978年の第1回からチャリティー募金を呼び掛け、集まった寄付金は46年間で総額433億64万3146円。多岐にわたるチャリティー活動を長年続ける中で、昨年11月、公益社団法人「24時間テレビチャリティー委員会」の1社で寄付金の着服が発覚した。
スポニチ
これはスポニチの記事ですが、他のメディアでも同じように「46年間」「433億64万146円」という数字が書かれており、もしかするとこれは日テレの要望で入ってるのかなと思ったり。
それにしても、着服は10年に及んだといいます。
46年間の放送のうち、10年も着服が行われていたことに気づかないなんて、本当なんでしょうか?
しかも、それで”たった1社が”と言う表現、まさに他人事!ですよね。
ジブリがデザイン
今回チャリTシャツのデザインをジブリにお願いしたという説明がこちら。
悩んだ末、スタジオジブリに相談することにしました。スタジオジブリは、時代が抱える問題を繊細に感じながら、作品を作り続けてきたアニメーションスタジオであり、日本テレビの大切なパートナーです。スタジオジブリなら、このテーマを絵にしてもらうことができるかもしれない――そう考え、鈴木敏夫プロデューサーに相談しました。
鈴木プロデューサーの答えは「愛だけじゃ地球を救えないんじゃない?」というものでした。
そして、こう続けてくださいました。「難しいテーマだけど、宮崎吾朗君なら、相談に乗ってくれるかもしれない」。
スポニチアネックス
結果、すんなりではなかったものの、宮崎吾朗さんがこのようなデザインをしてくれたとのこと。
『ハウルの動く城』のヒンですよね。
24時間テレビのチャリTシャツ、ヒンやん。
ジブリの既存のキャラは使わないでほしかったっていうのが本音やな…。#ZIP— Ryoko♡大阪ベイベー🍈🍜🍠💹 (@RYoko0921) June 19, 2024
24時間テレビの不祥事について水卜アナが1人で謝罪してたのマジで意味分からないし、チャリTシャツにジブリを起用するのも汚いわ みんな大好きジブリを使えば許してもらえるって思ってるんかな
— えむえぬ (@Mn22Korila) June 20, 2024
SNSの投稿を見ると、「ジブリが賛同したなら・・」という理由で24時間テレビの放送再開を受け入れるなんて…と嘆く人は、多いようです。
まぁ、この不祥事が起こる前から、ジブリは日テレの子会社になっていますから、Tシャツの制作依頼がきたのであれば断れないですよね。
ウヤムヤなままの再発防止対策
『ZIP』を観ただけでは、募金着服再発防止策がいまいちわかりませんでした。
一応、2月の時点で日テレは募金着服再発防止策を次のように発表しています。
事件自体は、日テレ系列の日本海テレビ元経営戦略局の局長が2014年から2023年の10年に計264万6020円着服していたというものです。
他に売上金853万6555円も着服していたことから発覚したとか。
この当時行われた全国的な調査の結果、判明したのは他に以下2点だったとか。
- 1万円札を1000円札10枚に両替していたこと
- 3080円が入った封筒が紛失していたこと
信用を失った今では、ほんとにそれだけ?って感じですよね。
もともと「募金箱から適当にお金を出して打ち上げの足しにしてる」とか、「飲み物くらいは募金箱から出してる」なんていう真偽不明な噂をネットメディアが書いていました。
日テレはそれをまったく把握していなかったんでしょうか?
というか、「警備員を配置する」とか「2名以上で扱う」みたいなこと、これまでやっていなかったんでしょうか?
24時間テレビ2024放送決定”問題を解決していない日テレ”
他にも日テレが解決していない問題は、
- ジャニーズ問題
- 『セクシー田中さん』問題
だと言われています。
『24時間テレビ』のメインパーソナリティが長くジャニタレが務めてきて、結局募金はジャニオタの財布から出てるんじゃと言われてきました。
正直今年はジャニーズサイドからしても『24時間テレビ』に関わるのは得策じゃないと思いますが、きっと間近になって発表されるんでしょうね。
それ以上に問題なのが、『セクシー田中さん』です。
日テレって、24時間テレビでは、何にも悪くない水トちゃんを出して謝罪させたり、セクシー田中さんでは、身内のプロデューサーの責任が重いのに、一切出さないし、やり方が何もかも、おかしい。企業としてどうなの?レベル
— Hanako🍀🐾 (@mo0007hanako) June 21, 2024
調査結果を報告しましたが、なぜ原作者の芦原妃名子さんの希望が伝わっていなかったのか判明しないまま、臆病にならずにこれからも実写化するぞー!みたいな内容でした。
あんな愛のない仕事をしていたら、そりゃ「愛は地球を救うのか?」です。
いやほんと、46年も「愛は地球を救う」とやってきたのに、今更「のか?」つけるって、茶番と言われても仕方ないのかも…
24時間テレビ2024放送決定”水卜麻美アナが経緯説明”
「愛は地球を救う」というテーマに、?マークが付き「愛は地球を救うのか?」になった理由をのは、水卜麻美アナが説明しました。
昨年系列の日本海テレビで寄付金の着服が発覚し、この不祥事を受け、約半世紀の間、続いてきた番組タイトルの意味、チャリティーの本質を見つめ直す決意を示すテーマとして、「愛は地球を救うのか?」に変更したとのことです。
その後番組では、吉無田剛総合プロデューサーが今年の『24時間テレビ』の放送について、
「多くの方に理解を得られているとは思っていません」
「一度揺らいだ信頼をすぐに取り戻すことはできないと感じている」
「心からの善意で、全力でチャリティーに取り組んできたことも事実」
「支援を待っている方が全国にいることも事実」
「これまで続けてきたチャリティー自体を否定したくはないですし、続けることでしか信頼を回復することはできない」
等々説明。
そもそも『ZIP』で水卜麻美さんが着服問題を謝罪し説明したということ自体、なにか感じ悪いんですよね。
水卜アナって今年の6月に日テレ最年少で管理職になったんだけど、もしこの人事が24時間テレビの着服を謝罪させて火消しをするためだとしたら最低最悪じゃない?
着服に全く関与していない人間かつ、好感度の高い水卜ちゃんを矢面に立たせるなんて、いくらなんでも卑怯じゃないかな。日テレさん。— ミツ@仕事×恋愛 (@mitsu20190908) June 20, 2024
ネットでは「水トちゃんを謝らせないで」という声も。
水卜麻美さんは『ZIP』のみならず『DayDay』でも謝罪してましたが、まさかこのために役職つけたわけじゃないですよね。
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