「ミッドナイトランナーズ」というランニング集団が大阪の商店街を駆け抜けたことが話題になっています。
大音量と集団でのランニング、しかも一般の通行人がいるアーケード内ということで「迷惑行為」としてニュース報道がありました。
「ミッドナイトランナーズ」とは何者でどんな集団なのでしょうか?
ミッドナイトランナーズの代表責任者(現場責任者)は誰?
「ミッドナイトランナーズ」の現場責任者の男性が、今回の商店街を無許可で走ったことを謝罪していました。
(4分13秒から現場責任者のインタビュー部分から再生されます↓)
責任者
「許可は・・・取ってないです」
「理由としては…そんなに長く走る感じではなかったので」
「そこは…すみませんでした」
現場責任者というこの男性は一体何者なのでしょうか?
現場責任者の名前は「もり けいたろう」
テレビ取材に謝罪していた現場責任者の男性は、「もり けいたろう」という人物です。
もり けいたろうさんのものであろう公式Xやインスタグラムもありましたが、現在は鍵アカになっていることから内容は見ることができませんでした。
「もりけいたろう ミッドナイトランナーズ」で検索するとこのXがヒットしました。
鍵がかかる前の投稿に使われていた写真がこちらです。
。
また、プラットフォーム「LinkedIn」で、もり けいたろうさんと思われるページがありました。
そこには
ミズノがスポンサーで世界16都市にあるランニングコミュニティ「Midnight Runners」の一人のキャプテン
引用:LinkedIn
と紹介文が掲載されていたので、同一人物で間違いなさそうですね。
もりけいたろうさんの経歴
- 生年月日:1997年12月5日生まれ
- 年齢:26歳(2024年2月現在)
- 出身地:大阪府 豊中市
- 出身大学:青山学院大学 地球社会共生学部地球社会共生学科
- 趣味:映画と音楽鑑賞、サーフィン、筋トレ、旅、お笑い、ライフセービング(日本泳法継承者)
- 経歴:ライフセーバー(2018年6月~2020年9月)、認定NPO法人「green bird」のスタッフ
もりけいたろうさんはアウトドアコミュニティ「HOKULEA」の創設者
HOKULEAの本人コメントには
創設した理由は2つあります。1つ目はコロナ禍になり、大学生になったのに友達が出来ない方や社会人になり新しい出会いがない方に「コミュニティ」の場を与えてあげたい、と思いました。
2つ目は、チャレンジ精神豊富な方、は遊びも真面目なことにも全力です。遊びも真面目なことも両方できる、メンバーで取り組める場が欲しいと思い創設しました。
思い:
2020年に創設の出来て間もない団体です。だからこそ何かに捉われず様々なことに挑戦できると思ってます。「HOKULEA」でないと出来ないと言われるような、デカい、楽しいことができれば、と強く思います!!
引用:HOKULEA
HOKULEAでも「シティクリーン」として、渋谷などで若者のゴミ拾いイベントを企画したりと、社会貢献活動をしている方でした。
立派な社会貢献の活動を行っているだけに、今回の報道で世間をがっかりさせてしまった印象は、もったいないですね。
ミッドナイトランナーズのスポンサーはミズノ
「ミッドナイトランナーズ」は、有名スポーツメーカーの「ミズノ」がサポーターとして関わっています。
ミズノの今回の迷惑行為を公式Xで謝罪していますね。
この度は弊社がサポートしている
グローバルランニングコミュニティ
「ミッドナイトランナーズ」が、2月22日に大阪で行ったランニングイベントの際、商店街を走る行為などにより、商店街や
そこにおられた皆さまにご迷惑や不快な
思いをさせてしまったことを重く受け止めております。…— MIZUNO JP(ミズノ株式会社) (@mizunojp) February 25, 2024
こういう報道をされるとサポートする企業も謝罪することになってしまいます。
ましてやミズノという大企業ですからね。
今後のサポートの仕方を考えるキッカケになるかもしれません。
ミッドナイトランナーズが大阪の商店街で迷惑行為
「ミッドナイトランナーズ」が団体で大阪の商店街を走ったという行為。
3連休前の2024年2月22日、大阪の「ひがし中通り商店街」で、80人ほどの団体が走り抜けていった、というもの。
大音量の音楽と「フォー」など奇声をあげながら、通行人が通る中で走っていたそうです。
商店街側は、事前に許可申請がされていたわけではなかったため、大変危険な行為と遺憾を表明しているということ。
ひがし中通り商店街の入り口はこんな感じ。
見るからに、狭そうな通りですね。
こちら商店街理事としての投稿です
何のイベントか知らないけど商店街側の許可も取らずにありえないぐらいの人数で
連休突入した人がいっぱいいる時間帯の商店街を猛スピードで駆け抜けるのは駄目でしょ
危なすぎるしただの迷惑行為です pic.twitter.com/ylbJp0jWQa— たかロビン@事件に遭遇しすぎる酒屋 (@takaibukiya) February 22, 2024
いっぽ間違えれば、一般通行人との接触事故の危険性もありますよね!
ところで、「ミッドナイトランナーズ」とはいったいどんな団体なのでしょうか。
ミッドナイトランナーズとはどんな団体か?
「ミッドナイトランナーズ」とは、
ということです。
活動内容をまとめると
- 2015年ロンドンで活動を開始
- グループでランニングを行うネットワーク
- ロンドンや日本など世界15の都市にコミュニティがある
- 各地で毎週約 100人規模のランナーが都市を駆け抜けている
- 活動は多様な人と人との交流を最も重視している
- 年間参加者約8万人
今回、大阪市内の商店街を走ったのは2月25日に開催された「大阪マラソン」を盛り上げるための、事前告知の意味合いもあったようです。
今回の大阪で走るイベント告知は、「ミッドナイトランナーズ東京」のFACEBOOKで呼びかけられたようです。
大阪マラソンを盛り上げるのいいことですが、ミッドナイトランナーズが
- 大音量を流しながら
- 集団で走るという行為
- 商店街のアーケード内という空間では危険を伴う
- 音に遮られて走る人を避けきれない
これらの危険要素が問題になっています。
しかもこの日は雨が降っていたことから、アーケード内を歩く一般通行者が多かったことも!
そして何よりも、無許可であったことが一番の問題なのかなと思います。
ミッドナイトランナーズ魅惑行為まとめ
ミッドナイトランナーズは意外にも、街中での清掃活動など環境への取り組みにも積極的にされている団体のようでした。
ミッドナイトランナーズでの無許可ランニングだけをとれば、迷惑な行為だったかなと思います。
今回だけ見れば叩かれてしまうのも仕方ない、、、ですが森慧太郎さんのこれまでの活動を見ると、今回の失敗を活かして、社会や若者のために活動を頑張ってほしいなと思いました。
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